子育て中の保護者のみなさんへ
保育所におけるマスク着用に関するニュース報道について
数日前に、厚生労働大臣が保育所での感染拡大防止のためマスクをお願いするというニュースが流れました。ネットでの反応は、マスクに反対する意見がかなり多いように見受けられました。それと、ノーマスク園が一定数あることにも驚きました。
また、本日の中国新聞へ市内の認定こども園の理事長が「子どもたちに長時間、マスクを着用させ続けることは不可能にちかい」というコメントをだしております。このような記事を読まれて、園によっては3.4.5歳クラスにマスクをお願いしていますから、混乱された保護者もおられると思います。なぜ、園によってマスク着用に差があるのか整理してお知らせします。
1,福山市は、令和2(2020)年4月14日付で、大きいお子さんについては可能な限りマスク着用をおねがいするという文書をだしています。
2,文科省から、令和2(2020)年3月25日付で、「集団感染のリスクを避けるため、特に屋内で、近距離での会話や発声が必要な場面では、できる限りマスクの着用をお願いします。」という通知がきております。
3,認定こども園は文科省の管轄ですから、通知に従い3.4.5歳についてはなるべくマスクの着用をすることになります。
4,保育所は厚労省の管轄です。これまで厚労省は保育所に対してマスク着用の要請をしていないなかったということです。
感染予防対策として、認定こども園・幼稚園であれば、3.4.5歳はマスク着用を可能なかぎりしているはずです。保育所においても、福山市内では3.4.5歳についてはマスク着用を可能な限り着用しているはずです。ただし、強制ではありませんので、園によってマスク着用について違いがでているということです。
マスク着用園においては、屋外での活動時やお昼寝時にははずし、園舎内では活動毎にマスクをするしないを判断される等柔軟に対応されていることと思われます。